新型コロナウイルスに対応して、クリニックでしていることを再度お伝えします。あなたの事業所での対策として参考になれば幸いです。
・入館後の患者さんのアルコールでの手指消毒、検温、希望がある方は手洗い、うがいもできます。
・ドアノブや掲示物の消毒、診察室の換気(開院時から環境設計を取り入れています)
・スタッフ全員のマスク、うがい、手洗いの強化、医師とナースは一処置一手洗い
・スタッフの朝の検温、サチュレーションチェック(血中酸素濃度から肺炎の兆候がわかります)
・スタッフの抗酸化力を上げるために高濃度ビタミンCの点滴を週1回程度しています
・診察室にはシールドを設置
・採血、美容治療時には必要に応じてフェイスシールドを使用
よく、患者さんからは密が怖くて病院に行けないと言われますが、当院では待合室が広いので、普段からソファ1脚にひとりというスペースを確保しています。
事業所のスタッフの方やイベント会場スタッフの方は、
・必ずマスク
・必要に応じて手袋
・手洗い、うがい、
・来場者の検温
・部屋の換気には十二分に注意
・いろいろ触った手で自分の顔を触らない
以上がちゃんとできていれば、感染者との強い接触がない限り、大きな心配はありません。
最近、ソーシャルディスタンスが少し甘くなっている気がします。くしゃみをすれば、瞬時には風速40kmくらいでウイルスも細菌も飛んでいきます。
これは今始まったことではなく、ずっと昔からなのです。でも私たちは、そのことをここに来て初めて注意するようになりました。知ることとは恐怖を強く感じることにもなります。
でも、ウイルスの威力が変異しても気をつけることは同じです。知識が増えることは、自分のことも周りのことも守ることにつながります。正しい情報を取り入れて心配しすぎずにいきましょう。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子