人生には、4月に限らず、新しいタームが始まる時があります。
しっかり構えすぎると、思わず転んでしまうこともありますから、物事を本気で受け止めない技を身に付けてください。
何かに一生懸命取り込む事は、とても大事なことです。一生懸命になれるのも、1つの才能です。
でも言われたことを、1から10まで全部頑張ろうと思うと、折れてしまいます。
だから、辛い事は、上手くかわしながら生きていかなくてはなりません。
いい人のように見えて、影でいろいろ悪口を言っていたり、人が見ている時にしか働かなかったり、マウントをとったりする人は、その辺にたくさんいます。
真正面から受け取ってはいけません。
怒られたときに、また注意を受けたときに、ほんとに悪くて怒られることもありますが、ただただ上司の機嫌で怒られることもあります。
そんな時は黙ってないで、うまくかわしましょう。なぜそんなにできないんだと言われたら、何故こんなにできないんでしょうねと返します。
馬鹿と言われたらバカです。と答えます。しっかりしろよと言われたらしっかりしますと、相手に言われた言葉をそのまま直ぐに、ニコニコしながら返すのが得策です。
あなたが上の立場の人であれば、は?と言わず、あはぁ~ととぼけて流してください。決して機嫌で動かないこと。
人と争う事は、エネルギーの無駄遣いです。いつも微笑みを身に付けて、ゆっくりと穏やかに行動してください。
相手を支配しようとしたり、言いなりにしようとすることが、大きな戦いにつながるのです。ちょっとした言い方で、一生が決まることもあります。
物事を本気で受け止めない技を身につけてね。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子