シミやシワの美容治療をご希望で来院された方に、「そうですね。では〇〇の療法で治しましょう。」と施術に入るのは簡単です。
でも、今の状態に行き着くまでに、どういう生活をしていたのか、シミやシワが増える、皮膚に負担をかける生活習慣があったのかをよくお聴きする。
そして、今あるシミをこれ以上濃くしないために、シワを深くしないためにできることお伝えする。
具体的には、
① どう顔を洗ったらよいか
② 何をどう塗ればよいか
③ 食事の内容、食べ方
などを詳しく伝えられる医師でいたいと思います。
もちろん、機械を使って行う施術は、設定すれば、ある程度は同じ仕上がりになるわけですから、何の言葉が添えられなくても、仕上がりに差は無いのかもしれません。
でも、それは私たちが目指すところではないのです。
注射を打つとき、美容治療をするとき、良くなりますようにと願って行うのと、ただ事務的に施術するのとでは、やはりどこか違うだろうと私は思っています。
最終的には、本人の満足がどうかが評価となるわけですが、医療者は、少しお節介なくらいの説明と優しさを持って行動していいと思います。
何の仕事にしても、寄り添う姿勢が大事です。つかず離れず寄り添うというのが、サービスの基本だそう。
美容施術は、命を左右するものではありませんが、生活の質を上げる女性医療・美容医療をしていきたいと考えています。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子