同じかゆみの症状や、美容の訴えであっても、患者さん毎に求めているものが違います。「とにかく治ればよい」という人もいれば、「ちゃんと原因を突き止めたい」という人もいます。
「なるべく薬を飲みたくない」という人もいれば、「たくさん薬を持っておきたい」人もいます。
例えば、食物のアレルギーがわかったときに、「食べるのを止める」を選択する人は多いのですが、「薬を飲みながらでも食べる」ことを希望する人もいます。
「毛深くても全く気にしない」人もいれば、「1本の毛も許さない」と脱毛をする人もいます。
シミやシワも同様に、「諦めている」人もいれば、「何としてもなんとかしたい」という人もいます。
最近特に若い人たちは、体験したい美容機械の施術がある場合に、「事務的な対応でも施術ができればよい」と考えるようですが、「きちんと説明を聞いて納得してから治療したい」という人もいます。
どちらも人それぞれです。
目を凝らして、勘を働かせて、良識的な範囲で患者さんに寄り添う医療ができたらよいなと考えています。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子