10月1日で開院11年目に入りました。
開業後間もなくのクリニックの紹介記事を見ると、椅子の配置も微妙に違い、私もかなり若い。10年前には民間で女性外来をしているところは数ヵ所でしたが、今は大学病院にも当たり前にあります。
患者さんは急性の疾患から、長期的な治療を必要とする慢性のものまで様々ですが、中には心の疲れが身体の症状に出ている方もいます。よく話を聴くことで、本人も忘れていた過去のエビソードを確認できることもあります。いつもと違う痛み、いつもと違うかゆみなどの変化は、身体のサインであることを忘れないでおきましょう。
これからも皮膚に出る、からだの中からのサインを見逃さず、「日本中の女性を元気に」を続けていきたいと思います。皮膚の症状は内臓のサインの事が多く 、生活習慣病に近いものがあります。皮膚は内臓を容れている袋だから当然と言えば当然です。
ただ一時的にニキビを治すのではなく、もう二度と辛い思いをしないように食べるものや食べ方、基礎化粧のこと、生活習慣についてアドバイスをしていきたいと思います。
皮膚から健康に。
心配事は早めにご相談ください。
私のクリニック目白
院長 平田雅子