ずっと昔、大学病院で新人だった頃、ちょっと上の先輩が、「治療は、痛いときには痛み止め、痒いときには痒み止め、これに尽きるわよ。」と言っていました。
なんかそれって、冗談で言っているのかなあと思っていたのですが、その通りだと大分経ってから理解しました。
患者さんが求めていることを、希望しているところを、サポートして力になろうよということでしょう。
美容も同じです。シワが気になるのであれば、シワを治す方法、シミが気になるのであれば、シミを取る方法を一緒に探す。
それがまずは大事なことだと思います。日頃のケアの注意を交えながら、その方に今必要な治療を見つけます。
そして良くなった状態を維持することが必要です。
そのためにはやはり、皮膚のケアの仕方をきちんと話し、合っていない洗い方や手入れをしているのであれば、皮膚科医的にアドバイスするのが私の仕事です。
またストレスも老化を早めますので、そのストレスから逃れる手段を一緒に考えるのが、女性外来専門医としての私の仕事です。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子