美容皮膚科
PRP療法(育毛治療)
PRP療法(Platelet-rich plasma therapy・再生医療)は、自己多血小板血漿(PRP)を血流豊富な頭部の皮膚および皮下に注射する療法です。美容療法として、育毛治療に有効です。
再生医療等提供計画番号・受理日:PC3200099・2020年7月16日
再生医療等の名称:自己多血小板血漿(PRP)を用いた育毛治療
PRP療法(再生医療)とは
PRP療法とは、患者様の血液を採取し、遠心分離を行い、高濃度の血小板を含んだ“自己多血小板血漿(PRP)” を作成し、注入することで、薄毛・軟毛を治療する再生医療です。
血液の中の血小板には、「成長因子」と呼ばれる、細胞を元気にして若返らせる成分が含まれており、その成分を機能が低下した部位に直接注入することで、頭皮と毛根を活性化させることができます。
薄毛、軟毛、若年性禿頭、円形脱毛の改善が見込まれます。
平田院長の治療方針
ご本人の気になっている部位はもちろんですが、血流のことを考えて、頭部のどの部分に打つかを判断しています。
内出血や発赤をなるべくおこさないよう、真皮と表皮の間を狙って細かくうちます。
そして、何よりも、心をこめて丁寧に施術します。
PRP療法の主な効果・特徴
・血小板の持つ成長因子により細胞が活性化され、肌全体の若返り効果があります。
・血液の採取から施術まで、当日の内に治療を行う事が出来ます。
・頭皮と毛根の活性化により、若年性禿頭や円形脱毛の改善にも効果的です。
・患者様ご自身の血液を利用するため安全性が高く、副作用の心配がほとんどありません。
こんなお悩みを抱えている方へ
異物を入れるのが心配
急に変化をすることで、施術のことを他人に知られたくない
薄毛
抜け毛
円形脱毛
軟毛など
施術が受けられない方
癌の診断を受けている、またはガンの可能性がある方
感染症のある方(B型肝炎、C型肝炎など)
施術当日の治療の流れ
院長の診察の中で、PRPの説明(同意書、順序等)を行います。
採血後、麻酔クリームを塗ります(30分おきます)
採血した血液を遠心分離機にかけます。
血小板から成長因子を取り出します。
注入します。
しばらく経過観察をして終了です。
所要時間は約1時間です。施術後は頭部が濡れた状態になりますので、気になる方は、帽子などをご用意ください。
症例写真 20代女性 頭皮部分
治療内容:
20代女性の頭皮部分にをPRPを注入。
治療期間・回数 :1回(写真右/下は6ヶ月後)
費用(自由診療、税込):
美容相談初診料3,300円+頭皮部分1回 121,000円
主なリスク・副作用 :
腫れや内出血が1週間から10日ほど残る可能性がありますが、徐々に消えていきます。
料金表※全て税込です。
*初めての方は、美容相談(自費初診3,300円)、もしくは複合的なお悩みの場合はライフデザインカウンセリング(16,500円、30分)をあわせてご予約ください。
治療期間・回数
- 目安の治療回数
- 1ヶ月間隔で3回が理想です。
- 4回目以降
- 6ヶ月から1年に1回が理想です。
主なリスク、副作用等について
- 副作用
- ・注入後に腫れや内出血が起こることがあります。
・静脈血採血による失神・吐き気、静脈炎、神経損傷などを起こす可能性があります。
- リスク
- ・採取した血液を遠心分離することで、病気が見つかる場合があります。その際は、PRPを採取できない、または注入することができません。
・ PRPを全く注入できなかった場合においては、採血・診察料として22,000円をいただきます。
- フォロー
- PRPを注入できない場合、内科的な疾患が潜んでいる可能性が高いため、血液検査による微細ガン検診をお薦めします。
- ダウンタイム
- 腫れや内出血が1週間から10日ほど残る可能性がありますが、徐々に消えていきます。
よくある質問
個人差はありますが、毛が太くなる、柔らかい髪にハリが感じられるなどの効果を1回でも感じていただくことができますが、効果を実感するまで、3回の治療を目安としています。
1ヶ月に1回を3回、その後は1年に1回程度の治療をおすすめしております。
混ぜ物を入れる事は副作用のリスクやふくらみ、しこりなどの危険が高まるため、当院ではご本人から抽出された成長因子のみ使用しております。
妊娠中の方は受けられません。
個人差はありますが、2週間~1か月経つと、効果が実感できるようになります。