美容皮膚科
PRP療法(しわ・たるみの治療)
PRP療法(Platelet-rich plasma therapy・再生医療)は、自己多血小板血漿(PRP)を血流豊富な皮膚および皮下に注射する療法です。美容療法として、しわ・たるみ治療に有効です。
再生医療等提供計画番号・受理日:PC3160343・2017年3月29日
再生医療等の名称:自己多血小板血漿(PRP)を用いたしわ、たるみの治療
PRP療法(再生医療)とは
PRP療法とは、患者様の血液を採取し、遠心分離を行い、高濃度の血小板を含んだ“自己多血小板血漿(PRP)” を作成し、注入することで、ダメージを受けた肌を若く改善させる若返り治療です。
血液の中の血小板には、「成長因子」と呼ばれる、細胞を元気にして若返らせる成分が含まれており、その成分を機能が低下した部位に直接注入することで、お肌を活性化させることができます。
しわ、たるみ、 しみの治療、毛穴の縮小、にきび跡の改善、皮膚の若返りが期待できます。
平田院長の治療方針
ご本人の気になっている部位はもちろんですが、顔の左右差や頰の下がり具合を確認します。
また、将来どんなシワができるかや、しみ予備軍の位置が予想できるので、それらを考慮して、かつ立体的にデザインしてうっていきます。
内出血や発赤をなるべくおこさないよう、真皮と表皮の間を狙って細かくうちます。
そして、何よりも、心をこめて丁寧に施術します。
PRP療法の主な効果・特徴
・血小板の持つ成長因子により細胞が活性化され、肌全体の若返り効果があります。
・血液の採取から施術まで、当日の内に治療を行う事が出来ます。
・肌の活性化により、にきび跡の治療にも効果的です。
・患者様ご自身の血液を利用するため安全性が高く、副作用の心配が殆どありません。
こんなお悩みを抱えている方へ
異物を入れるのが心配
急に変化することで、施術のことを他人に知られたくない
ちりめんじわを目立たなくしたい
しわ、たるみが気になる
法令線が気になる
施術が受けられない方
癌の診断を受けている、またはガンの可能性がある方
感染症のある方(B型肝炎、C型肝炎など)
施術当日の治療の流れ
院長の診察の中で、PRPの説明(同意書、順序等)を行います。
採血後、麻酔クリームを塗ります(30分おきます)。
採血した血液を遠心分離機にかけます。
血小板から成長因子を取り出します。
注入します。
保湿ケア、UVクリームを塗って終了です。
所要時間は約1時間半です。
念のため、マスク、帽子などをご用意ください。
顔の治療部位
料金表※全て税込です。
*初めての方は、美容相談(自費初診3,300円)、もしくは複合的なお悩みの場合は、ライフデザインカウンセリング(16,500円、30分)をあわせてご予約ください。
治療期間・回数
- 目安の治療回数
- 1ヶ月間隔で3回が理想です。
- 4回目以降
- 6ヶ月から1年に1回が理想です。
主なリスク、副作用等について
- 副作用
- ・注入後に腫れや内出血が起こることがあります。
・静脈血採血による失神・吐き気、静脈炎、神経損傷などを起こす可能性があります。
- リスク
- ・採取した血液を遠心分離することで、病気が見つかる場合があります。その際は、PRPを採取できない、または注入することができません。
・ PRPを全く注入できなかった場合においては、採血・診察料として22,000円をいただきます。
- フォロー
- PRPを注入できない場合、内科的な疾患が潜んでいる可能性が高いため、血液検査による微細ガン検診をお薦めします。
- ダウンタイム
- 腫れや内出血が1週間から10日ほど残る可能性がありますが、徐々に消えていきます。
よくある質問
PRPは自身の血液から取り出した血小板を注入するので、異物を使用しないというメリットがあります。
注入剤によって凹みを埋めるのではなく、PRP注入による細胞の再生・修復で肌力を高め、自然な若返り効果が期待できます。
個人差はありますが、肌のハリや目がぱっちりしたなどの効果を1回でも感じていただくことができますが、効果を実感するまで、3回の治療を目安としています。
1ヶ月に1回を3回、その後は1年に1回程度の治療をおすすめしております。
混ぜ物を入れる事は副作用のリスクやふくらみ、しこりなどの危険が高まるため、当院ではご本人から抽出された成長因子のみ使用しております。
妊娠中の方は受けられません。
個人差はありますが、2週間~1か月経つと、効果が実感できるようになります。
軽いメイクは当日からでもかまいません。